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FROM 04/2005 ホーム > シチリアの世界遺産 > シラクーサとパンタリカ > パンタリカ
シラクーサ1日観光専用車(タオルミーナ発)
シラクーサ1日観光バスツアー(タオルミーナ発)
専用車途中観光付ロングトランスファー(SR発)
専用車空港送迎(カターニア空港−シラクーサ)
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シラクーサ〔Siracusa〕は、シチリア南東部に位置するシラクーサ県の県庁所在地〔人口約127,000人〕。ギリシャ時代にアテネと同じぐらい繁栄したと言われるシラクーサは、かの有名な天才数学者アルキメデスを生んだ町であり、太宰治の小説「走るメロス」の舞台となった町でもあります。
昔は、ギリシャ・ローマ時代の遺跡の観光で訪れる人がほとんどでしたが、戦後荒廃していたオルティージャ島の再開発が1990年代後半から行なわれ、2005年に世界遺産に登録されると、遺跡の町から一転して、リゾート風観光地となりました。(現在でも、まだ一部には、荒廃した地区が残ります。)
夏には、オルティージャ島の海岸通りには、世界各国からのクルーザーやヨットが並び、町は華やかな雰囲気に包まれます。夏だけでなく、復活祭、古典劇の上演される5月と6月、クリスマスから年末年始にかけても町はたくさんの観光客で賑わいます。

シラクーサの新市街(本土)には、ギリシャ劇場やローマ円形闘技場を初めとするギリシャ・ローマ時代の遺跡が残ります。シラクーサの一番古い地区であるオルティージャ島には、紀元前6〜5世紀のギリシャ神殿跡だけでなく、1693年の大地震の後、バロック様式で建てられた壮麗な教会や宮殿があります。
シラクーサ Siracusa
オルティージャ島の入口

シラクーサ Siracusa
オルティージャ島のドォーモ広場

シラクーサ Siracusa
考古学公園内の石切り場
写真集 シラクーサからパンタリカヘ
写真集 シラクーサ オルティージャ島の夜
シラクーサは、また映画「マレーナ」のロケの行なわれた町としても知られています。
専用車の旅 では、シラクーサとノートのロケ地を日本語アシスタントの案内で訪れるタオルミーナ発日帰り観光を紹介しています。

【公共交通機関を使っての行き方】
カターニア空港から各町へ
シチリア島内の町から町への移動

シラクーサの町は、オルティージャ島と本土の2つに分かれていて、観光名所も両方にあります。
オルティージャ島は、一般車両進入禁止のため、徒歩での観光となります。わずか1平方キロメートルの小さい島ですが、島全体を歩くとかなりの距離です。島の内部は入り組んだ路地が多く、迷路のようなので、地図を持っての散策をお勧めします。

オルティージャ島から新市街の考古学公園までは、2キロ以上あります。無理すれば歩けない距離ではありませんが、オルティージャ島で歩いた後に、考古学公園まで歩いて行くのは疲れます。また、新市街は殺風景で荒廃している地区もありますので、印象を壊さないためにも、オルティージャ島から考古学公園までタクシーで行くのがいいでしょう。帰りは、考古学公園前にいつもタクシーが止まっているわけではありませんので、ご注意を!
駅とオルティージャ島の間は、無料の小型バス20番が30分に1本運行しています。(しかし、荷物がある場合はタクシーの方がベター)
シラクーサ Siracusa オルティージャ島の路地

シラクーサ Siracusa オルティージャ島の海沿い
シラクーサでの宿泊は、オルティージャ島の海沿いがお勧めです。
オルティージャ島の海沿いにあるお勧めホテル お得なオンラインホテル予約!
デス・エトランジェ・ミラマーレ ☆☆☆☆☆ アレトゥーサの泉のすぐ側にあり、海の見晴らしがいい。
ラップロード・デッレ・シレーネ ☆☆☆ オルティージャ島入口付近にあるセンスのいいプチホテル
ホテル・グットコブスキー ☆☆☆ オルティージャ島の東側にあるカジュアルなホテル
オルティージャ・カメラ・コン・ヴィスタ B&B ドォーモ広場に近い海沿いにある3室のみのB&B
パラッツォ・デル・サーレ B&B アレトゥーサの泉近くにあり、アート性の高いB&B。海は見えません。
 オルティージャ島
アポロ神殿 Tempio di Apollo
オルティージャ島の入口の橋を渡ってすぐのパンカリ広場にあります。
紀元前6世紀末建造の周柱式ドーリア式神殿。ギリシャ世界で最古の石造神殿と言われています。
ビザンチン時代に教会堂、アラブ時代のモスク、ノルマン時代に再び教会、16世紀のスペイン時代には兵舎となりました。大地震で破壊された後は土に埋もれていましたが、1860年に発掘されました。
シラクーサ Siracusa アポロ神殿
アルテミスの噴水 Fontana di Artemide
紀元前3世紀シラクーサ生まれの天才科学者アルキメデスに捧げられた広場にあります。
19世紀末のジュリオ・モスケッティ作の噴水。ギリシャ神話のアレトゥーサの伝説を表しています。一番上に立っているのが狩りの女神アルテミス、アルテミスの足音にいるのが川の神アルフェイオス、その下にいるのがニンフのアレトゥーサです。ギリシャ神話のアレトゥーサの伝説の一場面を表しています。
シラクーサ Siracusa アルテミスの噴水
ドォーモ(=大聖堂)とドォーモ広場 Duomo di Siracusa
シラクーサの守護聖女聖ルチアに捧げられたドォーモは、もとはアテナ女神に捧げられた周柱式ドーリア式神殿。紀元前480年のイメラの戦いで勝利したシラクーサが、カルタゴの賠償金で建てたものです。
アテナ神殿は、ビザンチン時代の7世紀に、聖ルチアを奉るキリスト教の教会堂に改築されました。(神殿の外側の円柱と円柱の間が埋めて外壁とし、三廊式にするため、内陣の壁にアーチを開けました)その後、アラブ時代にはモスクになり、ノルマン時代に再び教会になりました。現在のバロック様式の華麗なファザードは、1693年の大地震の後、アンドレア・パルマの設計で再建されたもの。正面入口を入って右側にあるサンタ・ルチア礼拝堂には、聖ルチアの骨の一部と16世紀の聖ルチアの銀製の像が安置されています。
12月13日は、シラクーサの守護聖女聖ルチア祭の日。12月13日にオルティージャ島のドォーモから聖ルチアの銀製の像が運び出され、本土のサンタ・ルチア教会に運ばれます。一般参賀のため、展示された後、再び12月20日にドォーモに戻されます。この期間、シラクーサの町はイルミネーションに華やかに彩られ、活気があるので、訪れるのにお勧めです。

ドォーモ広場は、オルティージャ島の最も高いところにあたり、ギリシャ時代にはアゴラがあったところです。17世紀半ばから震災後の18世紀にかけて、広場はバロック様式で再構築されています。広場の北西にはベネベンターノ・デル・ボスコ宮殿、北東にはセナトリオ宮殿(現シラクーサの市庁舎)その南にはドォーモと司教館、南にはサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会があります。
ロケポイント
シラクーサ Siracusa 大聖堂



シラクーサ Siracusa 大聖堂広場
アレトゥーサの泉 Fonte di Aretusa
海沿いにありますが、真水が湧き出ています。パピルスが生え、アヒルや鵞鳥が戯れ、水の中には鯉が泳いでいます。
ギリシャ神話では、ギリシャ本土で川の神アルフェイオスに言い寄られたニンフのアレトゥーサが泉の姿に変わり、地の底に消え、地中海の底を通り、オルティージャ島に、再び湧き出たものとされています。
この辺りには、遊歩道の他、カフェやレストランもあり、海を見ながらのんびりすることが出来ます。
シラクーサ Siracusa アレトゥーサの泉
マニアーチェ城塞 Castello Maniace
オルティージャ島の先端に位置しています。
1232年〜1240年、フェデリーコ2世により建てられた城塞です。
開: 平日 08:30〜13:00 日・祝日 09:30〜13:00
   年中無休
料: 4.00ユーロ

シラクーサ Siracusa マニアーチェ城塞
 新市街(本土)
ネアポリス考古学公園 Parco Archeologico N.
ギリシャ時代とローマ時代の遺跡が残っています。
1950年代の初めに南部開発公庫の資金により、整備されました。
右の写真は天国の石切り場です。紀元前5世紀の都市拡大の際に、ここから多くの石が切り出されました。石切り場の一番深いところは、高さが45mあります。
開: 夏 平日 09:00〜18:00頃 日・祝日 09:00〜13:00頃
   冬 平日 09:00〜15:00頃 日・祝日 09:00〜13:00頃
   年中無休
料: 8.00ユーロ(2008年から値上げされています)
※考古学公園&博物館共通券は、現在博物館改装中のためなし
シラクーサ Siracusa 考古学公園
ディオニュシオスの耳 Orecchio di Dionisio
ギリシャ時代に石を切り出した後出来た洞窟です。奥行き65m、高さ23mあります。洞窟の形が、耳の形に似ていることから、1608年にここを訪れた画家のカラヴァッジョが名づけました。非常に音響効果がいいので、僭主ディオニュシオスが洞窟に監禁した政敵の話を盗み聞きしたという伝説があります。
実際伝説に合わせたごとく、洞窟の一番奥の天井には小さい穴があり、太陽が出ている日なら、光が射し込んでいるのが見えますよ!
シラクーサ Siracusa ディオニュシオスの耳
ギリシャ劇場 Teatro Greco
紀元前5世紀初期の建造で、建築家ダモコポスの設計。その後、紀元前238年〜215年に僭主ヒエロン2世により、拡大改築されました。直径が138mあり、シチリアで一番大きいギリシャ劇場です。
当時、シラクーサはアテネに次ぐ演劇のメッカで、紀元前476年にはアイスキュロスのペルシア人の初演が行なわれたこともあります。
毎年5月と6月に古代劇の上演が行なわれます。
シラクーサギリシャ古代劇公演
シラクーサ Siracusa ギリシャ劇場
ヒエロン2世の祭壇 Ara di Ierone II
紀元前3世紀に僭主ヒエロン2世により築かれた巨大な祭壇。横幅が198m、奥行きが22.80mあります。現在は石をくり抜いて出来た祭壇の基壇の部分のみ残っています。元は基壇の上に建造物があり、前の中庭は円柱で囲まれていました。
戦争に勝ったときには、この上で一度に450頭もの牡牛を犠牲として、神に捧げたこともあるそうです。
シラクーサ Siracusa ヒエロン2世の祭壇
円形闘技場 Anfiteatro
紀元後3世紀後半に造られた楕円形の闘技場です。
大きさが140m x 119mあり、シチリアで一番が大きい劇場です。上の建造物の部分は破壊されていますが、現在残っている下の部分は、岩を掘り抜いて造られています。
シラクーサ Siracusa 円形闘技場
パオロ・オルシ考古学博物館 Museo Archeologico P. Orsi
シチリアで一番大きく充実した、ヨーロッパでも有数の考古学博物館です。先史時代からギリシャ時代までのシチリア東部と中部の発掘品が、時代ごとに分かりやすく展示されています。神殿に使われていた本物のレリーフや神殿模型も展示されているので、時間があったらぜひ訪れていただきたい博物館です。
開: 火〜土 09:00〜18:00  日・祝日 09:00〜13:00
    月曜休館
料: ?ユーロ (考古学公園&博物館共通券 ?ユーロ)
※改装工事のため、2008年11月17日まで閉鎖予定。改装工事は長引く可能性もあるので、行く前に要確認!
シラクーサ Siracusa 考古学博物館
サン・ジョバンニ教会とカタコンベ Chiesa di San Giovanni
シラクーサの初代司教聖マルチャーノが埋葬されたところに、ビザンチン時代に建てられた教会。ノルマン時代に再建され、1693年に大地震で崩壊したままの姿で残っています。
地下には、4世紀の初期キリスト教時代の広大な規模のカタコンベの遺構があります。ギリシャ時代の水路を利用して出来ています。
開: 平日 09:30〜12:30 14:30〜17:30 日・祝日 09:30〜12:30
※冬季は月曜休館、また午後は16:00に閉館。しかし、季節により午後はクローズすることもあるので、午前中に行くのをお勧めします。

料: サン・ジョバンニ教会とカタコンベのみ 6.00ユーロ
S・ジョバンニ教会とカタコンベ+S・ルチア教会とカタコンベ 9.00ユーロ
シラクーサ Siracusa サン・ジョバンニ教会
サンタ・ルチア教会とカタコンベ Chiesa di San Lucia
シラクーサの守護聖女ルチアが304年殉教死した場所に、6世紀に創建された教会で、現在の教会は12世紀に再建されたもの。
現在、ベッローモ州立美術館が修復中のため、カラバァッジョの「聖ルチアの埋葬」はここに展示されています。

教会の地下には、シチリアで一番広いカタコンベの遺構があります。初期キリスト教時代の3世紀初期から建設が始まり、ビザンチン時代とノルマン時代に修復されています。カタコンベの一部の壁には、少しフレスコ画も残ります。
開: 平日 09:30〜12:30 14:30〜17:30 日・祝日 09:30〜12:30
※冬季は月曜休館、また午後は16:00に閉館。しかし、季節により午後はクローズすることもあるので、午前中に行くのをお勧めします。
料: サンタ・ルチア教会(カラバッジョの絵)のみ 3.00ユーロ
サンタ・ルチア教会とカタコンベのみ 6.00ユーロ
S・ジョバンニ教会とカタコンベ+S・ルチア教会とカタコンベ 9.00ユーロ
シラクーサ Siracusa サンタ・ルチア教会

シラクーサ Siracusa サンタ・ルチア教会内部カラバッジョの絵
 郊外(本土)
エウリアーロ要塞 Castello Eurialo
紀元前402年〜397年にディオニュシオス1世によりシラクーサ郊外のエピポリの丘の上に築かれた要塞。シチリアに残るギリシャ時代の軍事建築の中で最も重要なものです。
シラクーサの町とその周囲一体を見張る目的で場所が選ばれただけあり、周囲の見晴らしがすばらしく、シラクーサの町や港を遠くに臨むことが出来ます。
開: 平日 09:00〜日暮れ 年中無休ですが行く前に要確認
料: 3.00ユーロ
エウリアーロ要塞の写真
シラクーサ Siracusa エウリアーロ要塞
ディオニュシオスの城壁 Mura di Dionisio I
エウリアーロ要塞の近くにあります。エウリアーロ要塞と同じ時期に、ディオニュシオス1世により築かれました。ギリシャ時代にシラクーサの町の周囲を囲んでいた27キロの城壁の一部です。
ここに来ると、初めて当時のシラクーサがいかに大都市(現在の3倍以上の人口の約40万人)であったか痛感します。
シラクーサ Siracusa ディオニュシオスの城壁
ドォーモ広場以外の「マレーナ」のロケ場所
次の以外にも、オルティージャ島ではマレーナの撮影が行われた所があります。
シラクーサ Siracusa シラクーサ Siracusa シラクーサ Siracusa
映画の最初のシーン 自転車屋 マレーナの夫が殴られた場所
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